全床導入で実現!
業務の負担軽減と利用者様との笑顔あふれる時間
社会福祉法人 前橋至道会
特別養護老人ホーム シャリティエまえばし 様

- 導入の背景やきっかけを教えてください
- 令和4年度に介護ロボット等導入支援事業の補助金について案内があり、これをきっかけに、見守りセンサーによって職員の介護負担を軽減できないかと考えていました。そのタイミングでベッドセンサーのご説明を受け、現在活用している介護ソフトと連携できると聞き、記録業務の軽減にも繋がると思いました。
- 当初は全床導入を検討していましたが、現場職員から「センサーの機能を使いこなせるか不安」という声もございましたので、まずは各フロアに1台ずつ導入することにしました。
- 今年度、更なる業務負担軽減を考え、インカムの導入とベッドセンサーの全床導入を現場職員に提案したところ、とても前向きな反応だったので導入を決めました。残念ながら、補助金申請は不採択となりましたが、職員の前向きな姿勢と、ベッドセンサーを導入することで短縮できた「記録などに費やしていた時間」を「利用者様と楽しく過ごす時間」にすることにより、利用者の方々の笑顔や喜びをもっともっと感じられるようになることを願って導入を決意しました。
- ミネベアミツミの見守りベッドセンサーシステムを採用した決め手は何でしたか?
- 検討時、様々な見守りセンサーを検討していましたが、実機でのご説明や販売店のフェアで説明を受け、既存の介護記録ソフトとの連携もできる事から、採用を決定しました。

- 導入後、変化や効果はありましたか?
- 夜間の見守り業務が楽になりました。
20名の方の寝ている起きているなどの状況が、モニター上で一目瞭然の為、巡視にかかる時間や負担の軽減になりました。
また、3日間に分けて測定していた毎月の体重測定は、車いすに移乗し測定するため大変でしたがベッド上で測れるようになり、介護業務の負担が減りました。
職員達からは好評です。
- 導入のご感想やご意見などありましたらお知らせください
- ベッドセンサーシステムを導入した事で、業務の時間を短縮できた事がとてもよかったです。
短縮できた時間で、ご利用者様と利用者とゲームやレクをする回数が増えたり、新しい取り組みに挑戦することもできました。
- 見守りセンサーの導入を検討している施設様へ、アドバイスやメッセージをお願いします
- まず、Wi-Fi環境を整えられたのがよかったです。Wi-Fiを整備できたおかげで、インカムやベッドセンサーシステムといったテクノロジーの導入が進みました。
- 導入後、委員会を設置するにあたり、委員長はテクノロジーに詳しいだけでなく、発信力がある人が適任だと考えました。当施設には適任者がいたため、何か困ったことがあってもその職員に聞いて解決し、それを他のフロアにも伝達していくことで安心してベッドセンサーシステムを活用できています。
施設情報
社会福祉法人 前橋至道会 特別養護老人ホーム シャリティエまえばし
- 住所〒371-0024 群馬県前橋市表町2丁目18-8
- URLhttps://charitie.or.jp/

※ 掲載内容は取材当時のものです