迅速な対応と業務負担軽減を実現!
見守りベッドセンサーシステムで転倒防止と健康管理を強化
社会福祉法人 慈悲庵
特別養護老人ホーム 湖西白萩 様
- 導入の背景やきっかけを教えてください
- モニター(無料お試し)期間中に、2名の入所者様で見守りベッドセンサーシステムを利用した結果、以下の効果を確認できました。まず、検知の正確性と反応の速さにより、転倒防止効果が高いことが分かりました。また、無駄な訪室を削減できることも確認できました。さらに、ベッド上で毎日参考体重を測定できるため、月に1回の体重測定業務にかかる介護職員の肉体的および業務負担を軽減することができました。このような理由から、入所者様の健康管理にも大いに役立つと判断し導入を決定しました。
- ミネベアミツミの見守りベッドセンサーシステムを採用した決め手は何でしたか?
- まず、検知の正確性と反応の速さにより、転倒防止効果が高いことを確認できました。また、無駄な訪室を削減する効果も実感しました。さらに、このシステムはナースコールとの連動が可能であり、介護現場での利便性が非常に高いと感じました。最後に、価格面でも他メーカーの同等商品と比較して安価であったため、コストパフォーマンスに優れていると判断しました。これらの理由から、ミネベアミツミの見守りベッドセンサーシステムを採用することに決定しました。
- 導入後、変化や効果はありましたか?
- 2年前にベッド横で転倒した入所者様のご家族様から、「転倒しないように見守ってほしい」というご要望がありました。そのため、見守りベッドセンサーシステムを導入しましたが、使用開始後の2年間、転倒事故は一度も報告されておらず、ご家族様も安心していただいております。
- また、職員からは、端座位の状態から少し立ち上がるだけでもすぐにセンサーが反応してくれるため、迅速な対応が可能になり、転倒予防に大いに役立っているとの声が上がっています。入所者様からは、座り直すだけでセンサーが反応するため、そのたびに職員が来ることに対して「申し訳ない」と感じることもあるようですが、同時に安心感も得られているとのことです。
- このように、見守りベッドセンサーシステムの導入により、転倒防止や迅速な対応が可能となり、入所者様やご家族様、そして職員全員にとって大きな安心と利便性を提供することができました。
- 導入のご感想やご意見などありましたらお知らせください
- 動き出しの速い方に関しては、センサーが反応した後に訪室してもすでに立ち上がってしまっていることが多く、現状の設定では適さないと感じています。ただし、このような場合でも、設定を変更することで立ち上がる前にセンサーが反応するようにすれば、問題が解決する可能性があります。一方で、センサーが頻繁に反応しすぎると、職員側も入所者様側も負担が増えてしまうことが懸念されます。そのため、反応の頻度と精度のバランスを取ることが重要です。
- 今後は、センサーの設定を最適化しながら、入所者様の安全を確保しつつ、職員の業務効率をさらに向上させるための運用方法を模索していく予定です。これにより、より良いケア環境を提供し、全員が安心して過ごせる施設を目指していきます。
施設情報
社会福祉法人 慈悲庵 特別養護老人ホーム 湖西白萩
- 住所〒431-0404 静岡県湖西市太田450番地の1
- URLhttps://www.jihian.or.jp/
※ 掲載内容は取材当時のものです